近年、高齢者に対する多剤投薬による有害事象の発生等が指摘されており、「ポリファーマシー」として問題視されています。また、厚生労働省「高齢者医薬品適正使用検討会」において、高齢者の医薬品使用の指針（各論編（療養環境別））が示されるなど、高齢者の服薬が適正になされるような取り組みが進められています。
　この度、標記講演会を開催し、種々の多職種チームの中で、薬剤有害事象の確認、漫然投与の是正などの処方提案を行う等活躍し、第52回日本薬剤師会学術大会においてもポリファーマシーをテーマに学会発表を行われた特定医療法人茜会昭和病院薬剤部の川崎美紀氏をお招きした特別講演のほか、ポリファーマシーに関する多職種連携方法についての検討結果等をご報告いたします。多職種の皆様にご参加いただけますと幸いです。