会長挨拶
この度、広島県地域保健対策協議会(略称・地対協)の会長に就任いたしました。構成団体の皆さま及び地区地対協の皆さまには平素より多大なるご協力とご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。
地対協は昭和44年に、県内における医療および公衆衛生に関することがらを総合的に調査協議し、県民の健康の保持増進に寄与することを目的として設立されました。設立当初は広島県、広島大学、広島県医師会の3者構成でしたが、平成6年に広島市が加わり、4者構成となりました。まさに「官学民」の草分けで、国内でもあまり類を見ない組織です。その後、時代に即応して組織改革を繰り返し、あくまでも「県民のいのちと健康を守る」という公益性を念頭に置いた県内唯一の包括医療の推進母体として活動しており、多大な成果を上げています。現在広島県が抱えております、医師不足・地域偏在、在宅医療・介護の在り方、大規模災害への対策、そしてなんと申しましても新型コロナウイルス感染症の拡大など、多くの課題につきまして、それぞれの専門家が分野を超えて一致協力し、地対協として課題解決に向け使命感を持って取り組んでいるところです。
引き続き、県民の皆さまが安心して暮らせるよう、そしていのちと健康を守るために、皆さま方のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和2年7月
広島県地域保健対策協議会
会長 松村 誠